ソーシャルレンディングの情報があまり出てこないなりのリスクの管理の仕方

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ソーシャルレンディングの情報があまり出てこないなりのリスクの管理の仕方 – ソーシャルレンディング投資ガイド日本のソーシャルレンディングは、匿名性を高められていることから、逆に自身で情報をたぐるのが難しくなっています。
しかし、ないなりにリスク管理の仕方はいくらかあります。

1、基本的に個人相手の無担保融資(ローン)設定はリスクが高い、担保がなければ法人融資のものを選ぶ

かつてはmaneo、SBISL、AQUSHなどソーシャルレンディング勃興期からあったサイトには結構あったそれら、いまではリスク回避のためどこもほとんど(実行中のものを除き)新規募集はなくなりました。SBISLの商品では(SBI証券でも案内している)「証券担保」として個人のものがまとまっているローンへの投資もありますが、こちらは案件が束ねられていることと担保があるのでリスクが低くなっています。

2、担保、保証のいずれかがあるものを選ぶ

担保・保証にも優先順位とか形があるので、なんともいえない点もあるのですが、何もないものよりはリスクは低くなります。なぜ担保を入れないのか、などを考えていくと事情が見えてきます。

3、いままでの返済履歴と事業遍歴で選ぶ

わずかにある情報(たとえばAA社 など匿名化されているケースが多いですが)でも、いままでの借入返済履歴などはわかるはずです。基本的に貸し倒れ率は少ないですし、ほとんど無いSLサイトが多いですが、わずかな情報からでもその流れから事業に想像力を働かせましょう。

業種や経営方針などで「たぶんあの会社」程度まではおおまかな形をつかめることもあります。

業種で見ていくとすると、たとえば例としてあげると「アミューズメント企業」という場合、たいがいはゲームなどではなく、パチンコです。パチンコなどは機種入替えがあり銀行借入ができないので定期的に借入するのもわかりますし、大きいチェーンであればそうは急激に事業環境が悪化はしないだろうなということが予想できますが、一方でサイトで手にはいらない材料というものもあります。ニュースを見るとパチンコ台は年内に72万台のメーカーによる不正改造機を撤去することになっており、今後事業環境が悪化することが予想されるようになって若干毛色が変わってきました。同じようにソーラー辺りもかなり状況が変化しています。
このようなこと程度は調べて、相手の事業内容でも安全度が比較的高いものを選ぶことが必要です(安全度が低いと思われるものなら短期間のものを)。不動産物件の場合でも、たいがい地域は書いてありますし、ぼんやりした写真でも概ね場所がわかれば、この場所なら収益性が高いか低いかくらいは読むことができます(写真はダミーというケースもありますが)。

あとはmaneo等のバスケット案件(2案件抱き合わせ)でわずかな金額を融資する2つ目の小さいものは、バスケットにするよう金融庁指導での体裁で入っているだけの場合もありますので、少額設定であればあまり2案側は気にしなくていいかと思います。

飲食企業の場合は、新規参入ではなく、既存店が複数ブランドあることがわかる会社だと、その店舗が撤退しても事業的に持ちこたえる力があるのでリスクが下がると思います。(そこまで今開示できるかはわかりませんが)

またクラウドファンディング等ソーシャルレンディングに類似しているが違うものは、相手先が開示されている形のものがありますので、そういうサイトであればまた気にする部分はその相手先の信用度とか、社長の履歴とかWebやらなにやら漁って自己調査していけばいいですね。

4、ソーシャルレンディング会社を分散する

市場はまだ成長しており、いますぐどうこうということはないでしょうが、あまり会員数などを公開していない後発の会社で、資金が回転してないなあー、あるいは処理に微妙なものを感じる、ということもあるかもしれません。そういうところに多額を預けるよりは、多くのサイトに分散したほうが、比較的リスクが低くなります。たとえば総額50万を10のサイトに分散していれば1つどこかがコケたとしても、45万円は救われるわけです。ソーシャルレンディング系のサイトの中には利回り10%を標榜するものもありますので、そのくらいの損失は長期的には補填できるかと。

いずれにしても(いままでSL運営企業でコケた会社はないとはいえ)リスクと引き換えに高金利であることは確かなソーシャルレンディングだけに多額を入れるのではなく、金融資産自体、異なるジャンルのものと(低リスク含めて)分散しておくべきでしょう。

5、ネットをチェック

ソーシャルレンディング系のブログにもさまざまな立ち位置があるので、各種のブログをチェックするのはいいと思います。うちは現在SLには4つくらいは投資していますが、金融的な事に強いわけではないので、法的な面では正確なことを書いているブログを当たるべきです。なかには本を出されている方もおり、そのつてもあるんでしょうが各社長にインタビューをされている方なんかもいます。ただ、プロの技術論や法律以外のところでも、新しい情報が埋まっていることもありますから、泡沫・末端(うちみたいなところを含め)たまにチェックはするべきかなと。僕も他のブログから様々なことを学んでいます。

2ちゃんねるの投資板にもソーシャルレンディング関連のスレッドがあります(タイトルのソーシャルレンディングは半角になっているので検索時は注意が必要)が、当然匿名掲示板なので嘘、適当な発言や企業中傷など風説の流布も多いのですが、ある程度の真実は含まれており、また不意のトラブル時などには助かる情報が出回ることもあります。かつてよりも風評被害対策業者等が混入しているので見ないくらいでも問題はないですが、たまにチェックしておくといいかもしれません。

ちなみにブログチェックは、記事下のブログランキングからリンク先に行くと、さまざまなブログにすぐ出会うことができます。

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